アベノミクスによる大規模な金融緩和が行われ
短期金利はマイナス0.1%
長期金利は変動許容幅を当初は0%、21年からはプラスマイナス0.25%幅にするとしていました。
2022年12月20日
日銀は長期金利の変動許容幅を0.25%から0.5%幅へ広げました
これにより固定金利型の金利が上昇してきています。
短期の政策金利はマイナス0.1%に据え置かれたため、現時点では変動金利は影響はないとされます。
住宅ローン金利には
【全期間固定金利型】【変動金利型】【固定金利期間選択型】などがあります
【全期間固定金利型】フラット35など
ローン契約時の金利が完済まで変わらないタイプ。
メリット
金利上昇リスクがないため、将来的に金利上昇が見込まれる場合には安心なローンです。
借入と同時に完済までの返済額も確定するので資金計画が立てやすい
デメリット
変動金利よりも適用される金利が高めなので、低金利が継続すれば総返済額も多くなる
【変動金利型】
半年ごとに金利が見直されるタイプで、市場金利の変動に応じて返済額が増えたり減ったりするローン。
メリット
固定金利型より低く設定されています。低金利が継続する状況下で有利な金利タイプです。
市場金利が上昇すれば、返済額が増える可能性もあります。
デメリット
契約時点では将来の適用金利がわからず、総返済額も確定しません。
【固定金利期間選択型】
借り入れ当初に決めた一定期間(3年・5年10年など)中は金利が変わらないローン。
固定金利期間終了後は店頭金利が適用されるなど金融機関ごとに取扱が異なります。
メリット
一定期間は金利が固定で返済額が一定なので、ライフプランに合っていればメリットのある金利タイプ。
デメリット
固定期間終了後に適用金利が上昇し、返済額が大幅に増える可能性もある。